昔の介護のイメージ
『昔の介護』というと皆さまはどう思いますか?
私は、介護を始めた当時はまだ20代だったので
介護そのものについて知らず、いきなり身体介護に
取り組ませて頂きました(そういう時代だったのです・・・)
※今はご利用者様に万が一の事があってはならないと
考える場合が多くて・・・・もし仮にあまりにも配慮が
無い場合は川崎市の施設「アミーユ」の様になってしまうのでしょう。
10年前当時と今と大きく変わった所は・・・・認知症のご利用者様が
増えた様に感じる所でしょうか。
その肝心の認知症の方への対応が肝心要で施設によって違うのです。
スタッフの人数を増やさずに認知症の方を見守り介助するという事も
よく考えれば思いの他・・・大変です💦
正直、身体介助を必要としないけど認知症という病気が引き起こす
【周辺症状】が一番大変です。
例えば「昨日のイベントで言った希望は覚えてる?どうなった?」と
スタッフ何人かに聞いたご利用者さまがいらした場合、
それについての報告をご利用者様にさせて頂いた所、
「昨日のイベントってあったっけ?」と仰る事も有りうるんです。
どんな答えを用意させて頂いても時には暖簾に腕押しです・・・・(´;ω;`)
これは複数のスタッフに同じ事を聞いていたのでこの時用意した
希望(部屋の変更などでした・・・・)へのお答えは
ご本人は「そんな事あったっけ?そんな事言わないよ?」と
仰る為、立ち消えになりました。
ご家族様にお伝えしたのですが、「本人がこだわっていないのならば
忘れてしまったのでしょう。」というご返答がありました。
昔の介護とは少し違う内容ですが、措置時代とは
この様な場合は人権無視に近い事をしていたのでしょうか?
私が実習を行った時にはまだミトンなどの拘束具が
ありました。
きっと時代がまだ寛容だったのでしょう。
でも、中にはミトンなどを付ける事を
『家族も十分知っているからいいよ』という方もいらっしゃいますが、
『絶対にそんなもの嫌です』という方もいらっしゃいます。
かなり難しい問題です。【ご自分の顔をひっかく行為】を
お持ちの為、ミトンを付けなければ傷だらけになってしまうのです。
続きます!!!
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